この記事では離婚調停になったときの流れや費用などをわかりやすく解説します。
離婚する前に、損しないために必ずしておくべき準備も紹介するので、こちらも併せて確認してください。
今すぐにでも別れたいという気持ちはわかりますが、感情のままに行動してしまうと不利な条件で離婚が決まり、数百万円も損してしまう恐れがあります…。
離婚したあとに後悔しないように、この記事でしっかりと情報武装をして臨みましょう!
そもそも離婚調停とは?裁判とは違う?
離婚調停は家庭裁判所で行われる裁判で、離婚に関する様々な問題について話し合います。
当事者間の紛争について裁判所が仲介し、当事者が譲歩しながら解決を目指す手続きのこと
調停委員会という仲介役が中間に入るため、離婚に向けた話し合いが進みやすくなります。

夫婦同士は顔を合わせず、それぞれが調停委員と話し合いを進めるため「相手の顔も見たくない」という方も安心して話し合いを進められます。
実際の離婚調停では以下のようなことを話し合います。
厳密には裁判とは違い法的な効力はありません。
ですが、話し合いがまとまった結果作成する「調停調書」は法的な効力があるので、調停のゴールは調書の作成となります。

調停は「裁判の一歩手前の話し合い」で、調停で解決しなければ裁判に発展するというイメージです!
離婚調停はどのように進む?

- 離婚調停を申し立てる
- 期日の決定
- 第1回目の調停日
- 調停委員が解決案を提示
- 合意で調停成立
- 合意に至らなければ2回目の調停へ
- 調停委員が解決案を提示
- 2回目以降の調停(話がまとまるまで)
- 調停終了
当日は申立人と相手が順番に調停室に呼びだされ(申立人と相手は別室で待機)、調停委員と離婚条件などについて話し合います。
1度の調停に必要な時間は約2〜3時間。
以下の3つのパターンで調停は終了します。
- 申立書(こちらのみ3通、以下は1通)
- 事情説明書
- 子供に関する事情説明書
- 連絡先の届出書
- 進行に関する紹介回答書
離婚調停に必要な費用、期間

費用
弁護士に依頼する場合、約50~100万円の弁護士費用がかかりますが、離婚調停は本人のみでも申し立ては可能です。
家庭裁判所で離婚調停を申し立てたい旨を伝えれば、手続きの進め方を教えてくれます。

「相手が弁護士を立ててきた・お金をかけてでも離婚したい」など
の事情がなければまずは自身で行うのがオススメです
自身で申し立てをする際は申立手数料と切手代など、その他書類などを用意する費用が必要となります。
申立手数料は1200円で、その他諸費用は多くても5000円以内には収まります。
期間
期間は早くて1ヶ月程度で終わることもあれば、1年以上かかる場合もあります。
長期化の原因の多くは「財産分与」。
とくに持ち家に住んでいる夫婦が揉めることが多いようです。

財産分与はあなたの今後の人生を左右するほど重要です!!
詳しく解説していきます
財産分与とは?離婚する前に知っておかないと大損

離婚する全ての人に関係するのが「財産分与」です。
財産分与は「共有していた財産を折半する」こと。
共有財産は以下のようなものがあります。
プラスの財産から住宅ローンなどの借金を引いて、残った金額を半分に分けることが一般的です。
マイホームの財産分与。必ずすべき1つの準備

財産分与の中でもモメる可能性が一番高いのが「マイホームをどうするか」です。
マイホームには2つの選択肢があります。
- どちらかが住み続ける
- 売却する
いずれにしても、最初にすべきことは自宅がいくらで売れるのかを把握すること。
ざっくりでいいので、自宅の売却金額がわかれば家を売って利益を折半するか、どちらかが家に住み続けたほうがいいのかが決めやすくなります。
- 自宅の売却価格:3000万円
- 住宅ローン残債:2700万円
→の場合、ローンを完済して300万が残るので150万円を2人で分け合える
【注意】持ち家の価格の確認、相手任せにすると大損に?

自宅の価値を知ることが重要だということは分かっていただけでしょうか。
ここで注意点です!価値の確認は離婚相手に任せるのではなく、必ず自分で行いましょう。
自分で売却額を確認しないと、相手に騙されて大損する可能性があります。
仮にあなたが売却額を調べず、相手だけが売却額をコッソリ調べていたら……

自宅を査定してみたら3500万円だった!ローンの残債は3000万円だし、
嫁には3000万で売れると伝えて残りは独り占めしよ〜っと
こうなると、本来もらえるはずだった250万円は丸々相手のもとに渡ってしまいます。
汚い話ですが、離婚するとなれば、いかに自分が得しながら円満に離婚できるかを考える人の方が多いはず。
実際、自宅のことを相手任せにして財産分与で大損した方も多いようです。。
この記事を読まれているあなたは大損しないために!
自分自身で自宅の価値を把握することが離婚準備の第一歩。新生活のために、早めに準備を進めていきましょう!
【誰にもバレない】今すぐ不動産の価値を知る方法

「家の値段を調べるって、どうしたらいいの?不動産会社にいけばいいの?」
面倒だと思われたかもしれませんが、今は自宅の価値を知るために不動産会社を回る必要はありません。
あなたがすることは、スマホやパソコンで使える不動産一括査定サービスを使うだけ。
※家の名義が離婚相手でも調べられます
不動産査定サービスはいくつかありますが、ここでは利用者が国内でNo.1の実績があるイエウールを紹介します。

イエウールはクレームの多い悪徳企業を徹底排除しており、ほかのサービスと比べても安心感が抜群に違います。上場企業が運営しているのも安心できますよね!
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入力は「よくわからないけどこれくらいかな?」くらいのアバウトでOK。
たったのこれだけで、あなたの家の価値が分かります。
他にもメリットがたくさん
イエウールでは、業者が自宅に来て査定を行う「訪問査定」とネット上だけで査定額がわかる「机上査定」があります。
机上査定であれば、自宅に業者が来ないので離婚相手にバレずに自宅の価格が分かります。
自宅の価格を知ることはあなたが離婚で損しないための第一歩。
この機会に家の価値を確認して今後に備えましょう!

2024年現在、不動産市場は空前の売り手市場(=バブル経済!)といわれており、2010年と比較してもマンションの価格は1.8倍にまで上昇しています。

人生で一番高額な自宅が高く売れれば、生活でも余裕ができます。
加えて、持ち家の財産分与は離婚を進めるうえで1番揉めやすいと言われています。
※査定額の基準がないとお互いの言い分が食い違い裁判に発展しがち
スムーズに離婚手続きを終えて、余裕をもって新生活を迎えるためにも!
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